神奈川県大和市の湘北どうぶつ次世代医療センターです。CT検査による画像診断、皮膚科、腫瘍科、
整形外科、眼科、循環器科などの医療顧問による高水準の医療をご提供できる体制を整えています。
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【こんな症例も治りますシリーズ 836】『 若齢猫ちゃんの元気食欲がない 』も適切な診断と治療でコントロールします
【こんな症例も治りますシリーズ 836】『 若齢猫ちゃんの元気食欲がない 』も適切な診断と治療でコントロールします
猫 ミックス猫 4歳 オス(去勢手術済)
【 元気・食欲が無い 】ということで来院された猫さんです。
◆◆ まだ、若い猫さんですが、元気も落ちてきている状態だったため、最初から血液検査やレントゲン、エコー検査を含めたしっかりとした検査をしたうえで治療を進めていくことになりました。
■ 上記の検査をした上では、
胃内異物を疑う状況でした。
■ 最近の換毛期に起こりやすい、毛球症も鑑別診断リストに含めます。
毛球症とは舐めとった毛が玉状になり胃や腸の粘膜を傷つけたり、閉塞させてしまう病気です。
■■ 毛球症は換毛期で毛づくろいをしている状況に多く発生し、単純レントゲン検査やエコー検査で胃内異物の確認でおおよその診断ができます。
■ そこから大きく二つの選択があり、まずはバリウム検査で閉塞があるかを確認する事が出来ます。 うまくいくとバリウムで押し流されて毛玉がウンチと一緒に出ることもありますが、胃から流れた先の腸で閉塞する可能性があります。そうなると、緊急の開腹手術になることがデメリットです。
■
次に全身麻酔が必要になりますが、胃にとどまっている毛玉は消化管用内視鏡で切らずに治すことが可能です。
■■
今回は、消化管用内視鏡で取り除くことですっきりと治りました。 その後は毛玉用のサプリメントで100%の状態を維持できています。
■ 食欲の低下につながらなくても、週に1回ある嘔吐の原因が毛球症の場合もあるため、悪化を防ぐためにサプリメントを飲むことも有効です。
獣医師 冨田 浩平
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